ロレッタ授業~大学院大学編~
2015.07.16 酒井麻里子/大林彩

By 酒井麻里子/大林彩

ロレッタ授業~大学院大学編~

今回は、美容学校でのロレッタ授業についての続編です。
 
前回の住田美容専門学校での授業(http://mbtimes.moltobene.co.jp/199)に続き、今度はハリウッド大学院大学でも講義の機会をいただきました。
 
 
今度の授業は、美容学生さんたちに対してではなく、美容業界についてマーケティングや経営的なことを学ぶ学生さんたちということで、商品開発のマーケティング事例としての講義の依頼でした。
 
そこで、ロレッタブランドがマーケティング事例として、どのような開発方法で生みだされたのかということを中心にお話させていただくことにしました。

 

 

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こちらが、ロレッタ開発の大きな3つのポイントになります。
 
実はロレッタは、弊社のそれまでの開発方法を一新させるというチャレンジのもと進められて生まれたブランドなのです。

 

■チャレンジ1 メーカー視点のモノ創りの見直し

それまでのメーカー視点のモノ創りを見直し、コンセプト段階から徹底して1つのサロンと製品を共創する。この革新的な開発方法を、弊社では「SIM(Salon Interactive Marketing)と名づけ、その後の開発方法の基盤にしています。
 

■チャレンジ2 女性視点のモノ創りの強化

製品ユーザーは女性。その女性視点でモノ創りをするために、女性を中心にプロジェクトメンバーを構成し、さらに自由な意見を言いやすい環境創りとして、発言力の強い男性上司をディスカッションの場には入れないという体制が作られました。
 

■チャレンジ3 プロ視点と消費者視点の融合

プロ(美容師)の視点と、ユーザーである消費者視点を融合させるために、読者モデルなどの感度の高い女性たちと女性美容師との女子会を行うことで、本格的でありながら、ユーザー視点も取り入れたモノ創りを行うことができました。
 

この大きな3つのチャレンジで、今までにないプロの美容師と消費者であるユーザーの双方から、真に求められるモノ創りに成功しました。

 

私自身も入社2年目にして、この大きなプロジェクトを担当することになり、業界の先入観がない1ユーザーとして、美容師さんの意見と合わせながら、現場に沿った開発が進められた手ごたえを感じました。
 
講義でも一番関心が高かった部分は、このSIMによって、どのような組織変革、企業体制を整えたのかということでした。
 
これは、会社として挑戦することを恐れないトップの判断によるものだと感じます。
 
さらに、革新的なことは、一企業だけでは成し得ない。社内だけではなく、多くの社外の方々からの協力があったからこそ、新しいモノ創りは生まれるのだということを学びました。

 

 

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今回の講義は、年齢はもちろん国籍もさまざまな方が集まっていて、起業を目指す意欲的な学生さんたちが多く、9割以上が海外(中国・ベトナム・韓国・台湾・ネパール・スウェーデン)の留学生で多国籍な環境でした。

 

また、その中でも、女性が7割、男性3割という比率で、女性が圧倒的に多く、起業意識の高い女性がこんなにいるのかと、頼もしくかっこいい彼女たちの姿に奮起されました。

 

ロレッタ開発プロジェクトを始めた当初入社2年目の新人だった私も、7年が経ち、さすがに新人とは言えない今、これからもフレッシュな気持ちで新しいことに挑むため、彼女たちのような道を開こうと進む女性たちから、大きな刺激をいただきました。

 

前回の美容学校と今回の大学院大学、ともに未来を創ろうと励む学びの場には、学ぶ楽しさや新しいことへの挑戦を恐れない気持ち、そういった共通したみなぎるパワーのようなものを感じます。
 

素晴らしい時間を与えてくださったハリウッド大学院大学の皆さま、本当にありがとうございました!
 
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(酒井麻里子)