美容専門学校でロレッタ授業
2015.05.27 酒井麻里子/大林彩

By 酒井麻里子/大林彩

美容専門学校でロレッタ授業

今までにない新しい製品や価値を創りだすこと。それが私たちのお仕事です。

 

でも、製品ってどんな風に創られているかは、なかなか見えないものですよね。

今日は、美容学校の若い学生さんたちに、私たちが創っているロレッタブランドの開発背景から、製品開発のプロセス、ブランドストーリーなども含めたロレッタの授業をさせていただきました。

 

 

なぜ、美容専門学校でそのような機会をいただけたのか?

 

きっかけは、住田美容専門学校の住田校長先生から、美容学生の中に“プロとしてのロレッタファン”を創って欲しいと、お声がけいただいたことから始まりました。

プロとしての“ロレッタファン”とは、どういうことなのか?

住田先生は、美容学生のうちから、美容業界で取り扱われている製品のプロになっておくべきでは?という考えを話してくださいました。

そもそも美容師さんたちは、技術の訓練をしても、商品の十分な勉強をする機会がないまま、お客様に説明をしなくてはいけない現場に立たされてしまいます。

専門学校を卒業して、美容室に就職する若い美容師さんたちは、すぐには売上を作れる技術者にはなれません。アシスタントを経てスタイリストになるまでには、どんなに早くても3年はかかる。

そのアシスタント時代でも、お客様から見たら美容のプロであり、専門的な知識が求められるのは当然のこと。

製品の生まれた背景を知ることやコンセプトや製品特長を深く理解することが、プロとしてお客様へアドバイスができるようになるための条件であると。

 

つまり、プロとしての“ロレッタファン”というのは、ロレッタのメッセージをきちんとお客様に伝えられるプロということなのです。

 

そうした知識を学生のうちにつけることで、アシスタントとしてお店に入ってから、すぐに売上を作れる店販力を培うことができる。これが、今の美容室にとってどんなに大切なことであるか。

 

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創り手である私たちにとっても、本当に有り難いお話でした。

プロを目指す学生さんたちに、直接開発者の想いを話すことができる。それは、お客様にそのブランドの想いを伝える伝道師を創っていけることでもあるからです。

 

できることならすべてのお客様と直接お話したい!

ちょっと暑苦しいかもしれないですが、開発者とはそのような気持ちを胸に抱いているものです。現実的には無理なことですが、その想いをひとりでも多くの方に話したい。そのような嬉しい機会を今回いただけたのです。

 

とはいえ、はじめは不安でした。

 

100名以上の学生さんたちに授業なんてできるのか?ロレッタというブランドに興味や関心をもってもらえるのか?1コマ100分の授業の中で、どれだけのことが伝えられるのか?

 

しかし、住田先生が導入で、美容学生が今だからできる投資がプロの製品知識であるということを分かりやすく説明してくださったことで、話しやすい空気ができあがりました。

学生さんたちからも積極的に質問もいただき、100分という時間があっという間の時間でした。

学生さんの中には、自由課題で「ロレッタ」をテーマに研究をしたという方もいて、モノ創りの細かいこだわり部分について質問してくれました。

 

「なぜパッケージのラベルを、手貼りという手間のかかることをしてまでこだわっているのか?」

 

この質問には、気持ちが高まりました。ロレッタブランドが、手作りという人の手による“ぬくもり”を大事にしていることを、パッケージデザインから感じ取ってもらえたということだからです。

そのうえで、開発背景やブランドストーリーを理解したとき、初めてその理由が明確になっていきます。このとき、プロとしての“ロレッタファン”になってもらえたと感じました。

 

美容師さんもまさに手仕事の職人たち。人の手によって創られるデザインは、人にしかできない感動を生む。

そんな美容師さんのお仕事の素晴らしさをロレッタブランドでも伝えたいと思って創ってきた気持ちに、改めて向き合うことができる素晴らしい体験でした。
 
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そして、授業が終わっても、残って実際に商品を試したり、授業では聞けなかった質問を直接聞きに来てくれる方がたくさんいて、再び胸がいっぱいになりました。
 
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若い学生さんたちのキラキラした瞳の中には、美容師になるためにプロとしての知識を身につけようとする熱心な気持ちが現れていて、そのまっすぐな姿勢に、新しい意欲をもらうことができました。

 
 

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授業に参加してくださった学生の皆さん、そして、こんな素晴らしい機会をくださった住田校長先生、本当にありがとうございました!

 
(酒井 麻里子)