森本ひであつさん: 『ちび猫チェミィの記憶の引き出し』 ~館になついた猫がひらく地下の絵画展~へ
2016.02.29 酒井麻里子/大林彩

By 酒井麻里子/大林彩

森本ひであつさん: 『ちび猫チェミィの記憶の引き出し』 ~館になついた猫がひらく地下の絵画展~へ

こんにちは!すっかり暖かくなってきた日曜日、プライベートで横浜の元町へ行って
きました。
目的は、山手地区の洋館や美術館で行われている第10回横浜山手芸術祭に参加している、エリスマン邸で行われた森本ひであつさんの作品展です。

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普段ロレッタで大変お世話になっている森本さんが、今回は大正14(1925)年から15(1926)年にかけて山手町127番地に建てられたもと生糸貿易商、フリッツ・エリスマン邸宅にて、夢泥棒のちび猫「チェミィ」とエリスマン夫妻の交流をテーマにした作品展を行いました。また、作品展と同時に、女優伊藤ゆりえ氏との朗読パフォーマンスも開催されました。

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閑静で自然豊かな山手に佇むエリスマン邸。
近くには外国人墓地や港の見える丘公園など、異国情緒と歴史を感じる素敵な佇まいです。現在では館内を一般公開しており、カフェやギャラリー、資料館も併設されています。

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そんな素敵な館の地下のギャラリーでは、レーザーカッターで加工を施した木の板に、直接描かれたちび猫「チェミィ」がストーリーに沿って展示されていました。館のあちこちにチェミィがいるような、そんな楽しくくつろいだ空間でした。

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森本さんのオリジナルキャラクター、「チェミィ」は、夜人間たちが寝ている間に、人間たちの過度な欲求や心配ごとなどを盗んでいく夢泥棒。

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壁一面の大型作品に、来場した人たちの「欲しがりすぎるものやこと」を貼ると、チェミィが盗んでくれるそうです。

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わたしの娘は、大好きでついつい食べ過ぎてしまう「お菓子」を盗んでもらったようです。
また、同じ会場で、女優伊藤ゆりえさんとピアニスト加畑嶺さんによる朗読パフォーマンスがありました。この館に住んでいたエリスマン夫婦とチェミィの心温まるお話で、来場者たちは気楽にその場に座り耳をかたむけ、アットホームに楽しんでいました。
そして、来場者には森本さんオリジナルの和紙レターセットがお土産にいただけました!素朴な風合いの和紙と、森本さんのあたたかい絵がぴったり。

 

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いつもロレッタの絵をお願いすると、絵だけではなく小さなストーリーや言葉も添えてくれる森本さん。このかわいい夢泥棒のお話も、さらに広がって、もっともっとたくさんの方々に知ってほしいなと思います。
(大林 彩)